初めてのバンドとM君の話 | さじやんのDCDC(デコデコ)日記

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初めてのバンドとM君の話

poptatari.jpg

日記と言いつつ音楽回顧録になってしまったこのブログ。いつになったら今聴いている音楽に辿りつけるのだろうか・・

今回は初めて組んだバンドの話を書きたい。

大学2年の頃、I君のつながりで1年後輩のM君という男と知り合った。
彼もI君に負けず劣らず音楽マニアで、ドラムをやっていた。

彼は僕が高校時代から好きだったパンク、ハードコアから、オルタナティブロック(現在の意味合いとは少し違うが)、ノイズ、実験音楽、フリージャズ、テクノ、Pファンクなどまさに博覧強記。
ボアダムズや想い出波止場、山本精一、非常階段、暴力温泉芸者からソニック・ユース、バットホール・サーファーズ、ダイナソーJr、ピクシーズ、ファンカデリック、サン・ラ、アルバート・アイラー、クラフトワークまで幅広い音楽の話で盛り上がれた。


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(1994/07/25)
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(1992/07/21)
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余談だが96年に青海でナチュラルハイという野外音楽イベントがありコーネリアスやボアダムスが出演していた。コーネリアスのステージの時、客席で踊り狂っているドレッドの男性がいて、よく見ると山塚アイだった。踊る彼に恐る恐る声をかけ、ファンですといってサインをもらった。一緒に楽しもうな!と言ってくれてめちゃくちゃうれかった。

さて、M君は愛嬌があり冗談が好きで、どこまで本気で話しているのか掴みどころが無いところもあったが、僕は結構気が合い、当時彼が住んでいた百人町の学生寮に遊びに行ってレコードを聴いたりした。

夏休みに二人で京大西部講堂のイベントに行き、頭脳警察、山口冨士夫、ジンジャー・ベイカーのライブを見たことがある。その時の山口冨士夫は夜のステージに出てきたが月に向かってギターをめちゃくちゃに掻き鳴らし「月にほえろ!」と何度も叫び1曲も演奏せずステージから引き上げた。たぶんラリっていたのだろう。

一部の客からはブーイングもあったが僕たちはその格好良さにしびれていた。


ひまつぶしひまつぶし
(2000/11/22)
山口冨士夫

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そんな彼とI君、もう一人の後輩F君(メタル系速弾きギタリスト)と4人でバンドをやろうということになった。ギタリストは二人いるので、僕はベースをやることにした。ベースは持っていなかったので、バイト先の友人(文化服装に通うサブカル女子)からスタインバーガーのベースを借りた。

曲はオリジナルとカバーが半々。オリジナルはピクシーズとマイブラにファンカデリックの混ざったような何とも形容しがたい音で、延々とループするドラムの重いビートにノイジーなギターリフがのりそこにI君の繊細なボーカルという、今考えると何を目指していたのかよく分からないバンドだったが何か新しい音を作りたいという思いはあった。ただ、技術が追いついていなかった。

カバーの記憶は定かでないが、たしがパーラメントのチョコレート・シティとバーズのエイト・マイルズ・ハイ、ライドのリーブゼムオールビハインドなどを演った気がする。まったく脈絡がない選曲だが、それも面白かった。


Maggot BrainMaggot Brain
(2005/04/26)
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ライブハウスには出なかったが大学のイベントで何度か演奏した。観客を踊らせ、なかなかの好評だった。当時の音源が残っていないのが残念だ。

ライブ前に南林間のスタジオにオールナイトでこもってリハをやった。みんな独自の音楽観があり、違いもあったので何度もケンカにり、一時中断しては演奏を再開するということを朝まで繰り返したのを覚えている。

ライブは数回しかやっていないが、初めて組んだバンドなので思い入れが深い。

M君はその後、百人町の寮を出て相模原の郊外に大きな古い一軒家を借りて、友達4人でシェアハウスをしていた。そこによく遊びに行っては朝まで酒をみ、大音量の音楽で踊り狂いボディ・ペインティングをして朝がたそのまま電車で帰宅するするという若気の至りなパーティーをやったりもした。

音楽の話ではないのだが、当時僕が住んでいたアパートに子猫が迷い込んできてしばらく育てていたたのだがアパートはペット禁止だったので彼の家に預けることにした。

猫はある日、家から飛び出したところを車に撥ねられ亡くなってしまった。

そのことをM君は悲しそうに詫びる電話してきた。仕方ないよと僕は言った。
彼はその猫を一軒家の庭に丁寧に埋葬し弔ってくれた。本当に優しい奴だ。

卒業後は大道芸の研究をするといって院に進んだ。論文もいくつか書いたらしい。

一度、錦糸町の風俗街にあった彼の部屋で謎の鍋をごちそうになり、翌朝猛烈に腹を下したのを覚えている。

その後全く会ってなかったのでどうしているのかと思っていたが、最近フェイスブックで彼を発見し、ちょこちょこやりとりをしている。

久々に会って、音楽の話をしたいな。

ではまた。





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